コンテンツシンジケーション
RSSフィードのコンテンツシンジケーションとは、RSSフィードで配信されている情報を自社サイトのコンテンツの一部として活用することです。 例えばお気に入りのブログの最新記事ヘッドラインを自分のブログの片隅に表示するといった使い方があります。
あるいは、ブログ専用検索エンジン(人力登録型のディレクトリ検索だがブログ、あるいは、RSSフィードに対応したディレクトリ検索も含む)の場合は単にサイトの紹介文を示すだけでなく、最新記事の一部をRSSフィードを使って取り込み、動的に表示している場合もあります。
このように、自分が配信しているRSSフィードはRSSリーダーに購読される以外の用途にも活用される場合がありますが、この時、外部リンクとしてSEO上のメリットが得られます。
最新記事のヘッドラインが表示されるということは、そのヘッドラインをクリックすると自分のサイトに誘導される、つまりリンクが張られているのですから、検索エンジンがそれをクロールすれば当然、外部リンクとしてのスコアが加算されるのです。
動的URLについて
SEOにおいて動的URLは常に問題となる要素です。不動産や人材、ECサイトなど大規模なデータベースと連動して運用されるWebサイトはURLにパラメータを持つ場合が多いのですが、こうしたパラメータつきのURLは時として検索エンジンがクロールしません。
検索エンジンは基本的に重複したコンテンツはインデックスしないのですが、パラメータつきのURLはそのパラメータの数値がほんの少し違ってもコンテンツはほんの一部違う、またはレイアウトが違うだけで内容自体がほぼ同じことがあるためです。
あるいはパラメータつきのURLを延々とクロールしてしまいページ収集に支障がでることもありますので、こうした問題を避けるためにも動的URLはクロールされない場合があります。
一昔前、2002~2004年頃と比較して、検索エンジンは動的URLに対応しつつあり、以前はクロールされなかった動的URLが今はクロールされることも珍しくありません。
しかし「依然として、動的URLはクロールされない場合もあり、特にWebサイトをリニューアルする際には可能な限り静的URL(パラメータを持たないURL、例えば .html で終わるもの)にすること」を強くお勧めします。