FlashのSEO対策
検索エンジンはFlashのコンテンツを読めないのでSEOを意識する場合はFlashを使ってはいけない、なんて考えている方もいらっしゃるかも知れませんが、心配不要です。
ページまるごとFlash(つまり、Flashしかない)のは大問題なのですが、ページの一部にFlashを利用するなら、きちんとテキストのコンテンツを一緒に盛り込んでもらえれば大丈夫です。
もしサイトのナビゲーション要素にFlashを利用するのでしたら、クローラが巡回できるように同一ページ内のほかの場所にテキストリンクを設置しておきましょう。
例えばFlashナビゲーションを画面上部中央に設置するのでしたら、それと同様のリンクをページ下部にテキストで並べておきます。検索エンジンはテキストで記述された静的なリンクならきちんとクロールします。
なお、「Flashのコンテンツを読めない」と書きましたが、実はテキスト部分を認識しないわけではありません。例えばGoogleで「1 2 3 4 5 filetype:swf」と検索するとたくさんのFlashファイルが検索にヒットします。
しかし、あくまで「テキストを読んでいる」だけであって「SEOができる(最適化できる)」わけではないので、「Flashコンテンツは読めないもの」という認識にたってSEOを考えましょう。
更新頻度
更新頻度が低いと、クローラーの巡回サイクルが長くなります。
ページの更新や追加のないサイトは、鮮度が維持できていないサイトと見なされ、評価が低くなります。
ただし、毎日更新されるページはプログラムが(自動的に)更新している可能性が高いと判断され、一般に高く評価されません。
ページの追加も上記と同様で、短期に大量のページの追加は不自然(人工的)と見なされ、評価に結びつかない場合があります。
小さな更新・追加よりも、まとまった量での更新のほうが評価されやすいことも覚えておいてください。
クローラーの巡回サイクルは、サイトの更新・追加の頻度によって調整されています。
ディレクトリ構成を変えない
古くからあるページほど有用なページと見なされる傾向があります。
運用を開始したページ(フォルダー+ファイル名)は長期に運用することを前提にします。
役目を終えてしまったページは削除せず、少なくともトップページへの誘導(リンク)を残しておくほうが賢明です。
可能ならば、他のページに内容を書き換えて使用可能なページに変化させます。
そのためにも、フォルダー名、ファイル名に長く運用しやすい名前をつけることが大切です。