ロングテールSEO

ロングテールSEOとは、一般には特定のキーワードでの上位表示だけではなく、関連する様々なキーワードでWEBサイトをヒットさせ、より幅広い、またはより購買に近い検索を行うユーザーを獲得できるようにするためのSEOのことを指します。
インターネット時代以前に、「20%の人気商品が全体の80%の売上を占める」というパレートの法則が一般的とされていましたが、インターネットにおいてはAmazonのような大型のEコマースサイトを代表として、「人気商品ではない商品の総売上が、上位の人気商品の売上を上回る」というロングテールの法則が重要視される傾向にあります。

SEOでも同様に、アクセス数を多く集めているWEBサイトにおいては、一部の人気キーワードからのアクセス数よりも、アクセス数の少ないキーワード(ロングテールキーワード)を積み重ねたアクセス数が上回ることがほとんどです。
豊富な検索キーワードからの流入を確保出来ていることにより、仮に人気キーワードでの大幅な順位変動があった際にも、比較的安定した検索流入を獲得することが出来、外部要因による売上低下などのリスクも低減できます。

キーワードをページ内にテキストで入れる
これは非常にシンプルな方法です。仮にテキストがほとんど存在しないWEBページでも、強力な被リンク対策によって有る程度までは上位表示させることが可能ですが、検索されたキーワードがテキストとしてページ内に存在しないものを基本的には検索エンジンはランキングの対象としてくれません。
逆に言えば、ページ内にテキストが存在するだけでランキングの対象になりますし、競合の少ないニッチなキーワードであれば、本格的なSEO対策を施さずとも上位にヒットすることも多くあります。ブログやニュースサイトなどがよく検索にヒットするのはそれも原因です。
過剰にテキストが多くあっても読みづらい、冗長な文章になってしまうためバランスは求められますが、「書いてあればヒットする可能性が出る」「書いてなければヒットしない」を根底にサイト全体にあるページ内のテキストを見直すのも良いでしょう。